四周年記念 メイキング


YSBF*は2006/04/21に四周年を迎えました。
覗いてくださる皆様の優しさと、暖かいお言葉があってこそ。本当にありがとうございます!
アンケートを行った際にメイキングを見たいというお言葉を頂き、記念企画として公開することを思いつきました。

数年前にメイキングは一度やったんですが、あんまりだったのですぐに下げてしまいました(笑)
今回は気合を入れてデジカメ片手にモリモリ塗ったのですが、色調補正の段階でムラができてしまいました……
ある程度近い雰囲気になるように努力はしたんですが、まあ色合いはちょっと大目にみていただけると幸いです。

んではザックリとではありますが、メイキング、覗いていただけたら嬉しいです。




・道具とか
使っている道具やらをちょっと紹介。パレット汚くてすみません。

画材   紙

パレットに入っているのは全てホルベイン透明水彩です。ノリで買った梅皿とか丸皿とかは極稀に使ってます……。
雑巾は半年に一回ぐらい洗ってるんですが汚いです。うわあ。
筆は最近は土産でもらったホルベインの筆を使ってます。ホルベインのケースは嬉しくてつい買ってしまった……(100円くらい)
今回は久しぶりに黒くて三十センチぐらいある筆を使ってみました。安かったけどお気に入り。

紙は左からクレスター、モンバルキャンソン、ストラスモア、ワトソン、マーメイドリップル、デネブです。あとフィキサチーフものっけてみた。
サイト更新用は主に左の二冊を使ってます。はがきは季節のおたよりが多いです。ホワイトワトソンよりワトソンが好き。
これの他にワーグマンとコットマン中目も使って見ました。後者は安いしらくがきに多用。
フィキサチーフは自宅に残る絵にはかけていません。旅立つ絵にのみ一応。どうなんでしょうね、なんかやっぱ違うのかな。

今回はモンバルキャンソンを使いました。消しゴムに強いですが、吸い込むのがとても早くて焦る……!写真とってたら乾いてたりで焦りました。
梅皿の上にいるのはわんこです。紙粘土で作ってみた。
試行錯誤しつつ好みの紙を探していますが、今のところクレスターやモンバルキャンソンが好みかもしれない……
すぐ乾くのさえなかったらなあ。うーん。




・メイキング
※色合いにばらつきがありますが勘弁してください。




下書き   線画

私はほとんど下書きやラフとかを書きません。割とスケッチブックにすぐに描いています。鉛筆万歳!
けど今回はスーツのつくりやらポーズ案が不安だったので書いてみました。
決定してスケッチブックに書いてみましたが、なんか骨格が違いすぎて完全に別物ですね。
隙間が空いて寂しかったので花を持たせるついでに芥子の花を配置。一応芥子のつもりなんです。




セッティング

着彩用意!というわけで。大体は筆一本で塗っています。二刀流できるようになりたいんだけど気づくといつも一本で塗ってる……
上の方の筆は極細なので今回目と刀の柄に少し使って見ました。




ベース色

ベース色を置いて見る。これも普段ほとんどやってないんですが、少しくすんだ人物塗りがしたくて試して見ました。
人物には肌色に赤紫を混ぜたものを薄めまくって伸ばして見ました。楽しい。




髪着彩   黄色を入れる

肌に適当に色をちょっとおいたので髪もついでに塗って見ました。
いつも肌で使った肌色をそのまま伸ばして髪まで一度塗りたくることが多いです。大体ははみ出したのをごまかす為ですが……。
境界が目立たなくなるので塗りやすくなります、たぶん。ベージュがすでにベースで塗りたくってあるので
ここではブルーグレイを薄く塗った上に赤紫を少しだけ乗せました。




影色を入れる   カラフル〜

悪化の過程(笑)コントラスト効いたせいもあってすごい極彩色みたいにみえますね、実際はもう少しマシでした。
明るいところに黄色を入れたんですが、これを入れる手前の色調で抑えるべきだったかな……反省。




シャツを塗る

シャツは無難に白にしたかったのですが、これじゃ完璧水色ですね……。実はボタンとかもちゃんと書いてたんです。黒で塗ったら消えたけど。
水色の前に一度、水で薄めた青緑を入れすぎてしまってシャツが緑に染まりかけました。慌ててテッシュ☆オフ。乾く前だったのでセーフでした。
今回は盛大にティッシュが活躍。修正には欠かせないアイテムですよね……!




スーツを塗る 黄緑を入れる

濃い目の色で"ぼかし"や"にじみ"をやると、"まだら"になったりして焦ります……。
基本は黒置いて、ブルーグレイで伸ばして、水ちょっと入れて、黒塗って、明るいところに水や黄緑入れて。という感じで焦りつつ塗ってます。
影や光の位置はあまり気にせず、気の向くままにガンガン塗っていきました。上手くいくと筆の流れが出るので超楽しい……!
色を置いたら淡くしたい箇所に向かって水で延ばしていく感じで、もそもそ塗ってました。
ちなみに右の画像は水ではなく、薄めた黄緑を入れています。写真撮るために筆置いといたらどんどん広がった……うおお!




スーツ完成

お洋服完成。適当に靴に色も入れてみました(適当すぎたかもしれない)
影になる部分を無視して塗りたくっていたので、薄めた黒で、膝部分など影になるところを塗り足し。
透明水彩は乾燥した後に、下に塗った色を生かしつつ塗れるのが楽しいですね。すごいなあ。




修正

髪が気に入らなくて我慢ならなかったのでやっぱり修正。水を含ませた筆でぺたぺたして拭き取りました。
乾いてしまったように見えても、15分ぐらいなら意外となんとかなるもんですね。ふはは。




植物二色目   さらに塗っていく

背景の植物を塗っていきます。ベースに薄緑色が入っているので、二色目に黄緑を入れます。
ムラや空白が出来るように塗っているので、重ねるたびに色んな色が出来て面白いです。
紙によるんでしょうが、モンバルキャンソンは吸い込みが早いので、バシバシ塗っていきます。
乾いちゃったところや、滲んだところが出来ると楽しい。




葉裏   茎・葉部分完成

葉裏に色を入れます。濃い緑を滲ませずに入れて、あまった絵の具で適当に葉脈もどきを。
いかに適当にいれたかは、絵を見てもらえばわかると思いますが(笑)
葉裏には二色使って見ました。分かりにくいですが。最後に思い切り薄めた緑を背景においてみました。




薄紫をベースに   色を入れる

刀に色を入れていきます。
あらかじめ峰の部分には鉛筆でちょっと影が入っていますが、刀全体にベースの薄紫を入れて見ました。
刀をかくに当たって資料をもっさり探そうと思ったんですが、時間がなくなって結局ONE PIECEに頼りました……ありがとうロロノア。
刀身って結構長いんですね、刀によるんだろうけど……資料を買おう!うん。




花   色とりどり

花に色を入れます。芥子の花は、花びらがちょっと透けて一枚一枚の重なりが綺麗なので、それを目指した……ん、ですが。ン?
お題に「赤い花」と入れておきながら、結構ピンクに近いですね。きちんと赤を使えばよかった。
ちなみに白花の未熟な実から抽出した汁を粉にしたものが阿片になります☆




髪修正   色を入れる

髪色が気に入らないので修正。淡い色は地の汚さが出るのでもう使えませんので、黒を使用。
でもファンタジック☆な色にしたかったので赤紫と黄色をちょっと使いました。
二枚目では色入れに失敗したのでまた水で滲ませてティッシュオフするところです……。




だいたい完成   背景色

こんな感じになりました。白い芥子の中央に黄色いおしべをかきました。
なんとなく背景に薄く絵の具を敷きます。真ん中に黄土色入れたのは間違いだったな……
でも取り込んだら色が飛んでしまうぐらいの薄さなので、モーマンタイっちゃあモーマンタイ。




髪修正完了

髪の毛完了。乾燥した修正部分に、あまり薄めていない黄色と黒を使って色を入れました。
残すところは目。画竜点睛ってなんとなく好き。瞳に色を入れたら天に昇っていくだなんて……!
まあ言葉の意味としては「ほんの少し手を加えると全体が引き立つ、完璧にする最後の仕上げ」らしいですが。
というわけで目に色を入れるのは出来る限り最後に。ちなみに私は絵を書くとき、目から書き始めます。




ベース色   影を入れる   白を入れる   滲ませる

一応これだけの肯定を踏んではいたんです……なんか滲んでわからなくなりましたが。
ベースには薄い青を入れて、瞳の上の方からちょっとだけグラデーションにしました。ついでに睫毛も塗って見た。たのしー。
味気ないので白を入れました。でも強めに入ってしまったのでぼやかしぼやかし……うーん。
毎回瞳には色んな色を入れて見るんですが、なんか最終的にはボヤボヤになってしまいます。うーん。




完成

でけたー。こんな感じになりました。因みに紙のサイズはA5です。
所要時間は写真取りつつということもあって2時間弱。いつもは1時間弱ぐらいでやっています。
楽しかった!!







長々と来ましたが、最後まで読んで頂きありがとうございました!
ヘタクソ!こういうやり方があるんだよーとか言うこと、素敵な画材あったら是非教えてください(笑)
完成画像は こちら になります。
四周年、ありがとうございました!!






2006/08/23 HARUCO